2024年11月13日

アナログからデジタル化へ

Contents

 

アナログからデジタルへ(+DX)

近年では IT、IOT、AI、DX などの文言を目にしない日が無くなったかと思います。
私たちの身の回りでアナログだったものがデジタル化していきました。
多くの人達(現社会人)が体感したのは、平成23年(2011年)7月24日に終了した『地上アナログ放送終了』になる時かと思います。
当時はまだブラウン管テレビも多く、デジアナ変換機を購入して様子を見ながら使用したご家庭も多かったのではないでしょうか?
その後、勤務先(業種にもよりますが)などでよく『見える化』や『DX』などの言葉を見聞きする機会が増えていったかと思います。

DXについては、弊社ブログの過去記事にも記載があるので割愛致しますが、
 ・DX(デジタルトランスフォーメーション)に不可欠なデジタル基盤の構築について
 ・DX(デジタルトランスフォーメーション)とデータドリブンについて
 ・DXの時代と「SHIORI」が開くペーパーレスの未来
  
よくこれら2つ(DX、デジタル)の用語が混同されがちですが、目的が異なりますので触りだけでも簡潔に特徴をお伝えするのであれば、以下となります。

● DXの目的は「企業の競争力維持・強化」です。
● デジタル化の目的は「業務効率化」です。

 

デジタル化(ペーパーレス) への風潮

DX、デジタル化については上記に簡略した形で記載したので、イメージは掴んで頂けたかと思いますが、各種対策をしていく上で様々な業種で必ず関わってくるのが「紙」を使用した業務になります。
製造業で多く見受けられるのが 部品仕分け、組立手順、マニュアルなどの各種資料がまだまだ現場では紙が使用されています。
また、伝票類についても数年保管される企業様も多く、その資料だけでもスペース確保を余儀なくされています。

昨今、様々なペーパーレス化サービスがあり、弊社でも提供しております 「SHIORI」は各種業種の様々なフォーマットに対応しており、ペーパーレス化を実現する為の多彩な機能を搭載しております。

まずは下記より、ご確認頂ければと思います。
ペーパーレス支援ツール「SHIORI」: https://www.shiori-online.com/
一例をあげれば 、ベトナム在住の私などが直面する場面ではレッドインボイス(※1)になります。

※1:ベトナムにおいて、事業者は物品の販売またはサービスの提供時に公式領収書の義務があります。
公式領収書は淡い赤色をしているためレッドインボイスと呼ばれています。
レッドインボイスは請求書と領収書の役割を果たしており、ベトナムでの法人税の申告の際、損金経理の証憑書類としてレッドインボイスが求められます。

ベトナムの税制について興味が沸いた方はこちら: https://www.jetro.go.jp/world/asia/vn/invest_04.html

又、デジタル決済も進んでおり、昭和生まれの私はいつもニコニコ現金払いが当たり前だったのですが、弊社ハノイスタッフ(ベトナム人)でも多くが現金を持ちあるく事が少なく(主婦層も市場用に少量保持)、デジタル決済でやり取りをしています。
たまに両替を依頼すると、所持していないと断られる事が多発します。
ECサイトなどでの決済はもちろんの事、コンビニエンスストアなどでの支払いもデジタルでやり取りしている事が多く、缶ジュース1本購入(約50円)すら電子決済している際には、個人的には次のレジを待たされる側の身にも
なって欲しいと考えてしまいます…(QRの表示、スキャン、確認QR表示など手間が掛かります)

 

ペーパーレスの検討

本記事を検索などで見つけられた方はペーパーレス対策をご検討(担当者)される方と思いますが、私個人の考えとしては、業種や現場などでの効率を考えて導入できる箇所には対応し、紙で無いと返って非効率な場合もあると思います。実例で言うと、手袋などをしていたり、片手に何か工具を持っていたりした場合などの状況ではタブレットやマウスなどは扱いにくく、返って紙を作業台などに置いて処理する方が現実的な場合です。
このことから、導入をご検討される際には、自社の作業・工程の中でどの部分の紙を無くせば良いか注意が必要です。
また、紙を無くす事(デジタル化)は、今まで出来なかった内容も管理出来る様になる一方で、新たに入力しなければならない場面が増え、二度手間を発生させている可能性もあるのです。
結局のところDXやデジタル化を推し進める上で、重要になるのは、点で存在する課題の解決ではなく、ビジネス全体を把握したうえでの、DX計画の策定が不可避なのです。
弊社では、このことを踏まえた、ビジネスを成功させるために BizDevOps(※2) の考え方を取り入れ、事業成功に不可欠な策定、達成のためのタスク創出、システム構築に必要な「インフラ構築」「システムインテグレーション」「オフショア開発」「セキュリティ対策」「運用保守」に至るまで、横断的にご提案できる体制を揃えていますので、まずはご連絡/ご相談頂ければと思います。

※2:BizDevOps : https://www.saishunkansys.com/business/systemintegration/bizdevops/

記事: T.H

「再春館システム システムインテグレーション」はこちら

「現場のためのペーパーレス支援」詳細はこちら

ペーパーレス支援