2022年2月22日

某薬品会社様向け基幹システム改修プロジェクト

背景と目的

弊社のお客様であるシステム会社様が開発した、IE上で稼働する某薬品会社様向け基幹システム(以後現行システム)を元に、某薬品会社様のお得意様の要望を取り入れた、薬局向け在庫管理システム(以後新システム)を改修することになりました。
今回改修した新システムにおいては、原価評価方法の追加や処方関連の改善、帳合関連の追加、入出庫関連の改善など、約60項目の改善対応を行う必要がありました。
なお、新システムのリリース後も、随時改修を実施し、お客様が使いやすいシステムを目指しております。

実施内容と構築したシステムの概要

本プロジェクトにおいて、再春館システムでは、新システムの改修作業及び保守作業を担当いたしました。
現行システムのフレームワーク上に、お客様からの要望を随時取り入れながら、基本設計書の作成から結合試験まで実施し、リリースいたしました。また、某薬品会社様のお得意様が使用していた旧システムから新システムに対してデータの移行作業も実施しております。機能開発については、対象システムのほぼ全機能の開発を担当いたしました。

本プロジェクトの推進において、お客様から高い評価をいただき、現在では新システムの保守作業及び要望対応だけでなく、現行システム側の要望対応まで業務範囲を広げて実施しております。

〇開発環境
Visual Studio2015 ASP.net 、VB.net、oracle

お客様からいただいた評価

「以前のシステムでよく使用されていた機能と同様の仕組みを実装するだけでなく、新たな要望を受けて、対応方針等を一緒に協議することで、より良い機能を取り入れた新システムをリリースでき、業務の効率化が図れております。また、リリース後でも随時、要望に対応していただいていることがシステム改善につながり、実際に新システムを利用する店舗が増えております。
プロジェクトを進めるにあたり、設計書の拡充提案や直接ユーザー様とも仕様調整していただき、システム開発を円滑に進めることができました。」