2023年10月18日

ビジネス志向のシステム開発「お客様の立場を大切に」

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こんにちは、みなさん!
今回は、私が所属していた部署におけるシステム開発のアプローチについて、深く掘り下げてお話ししたいと思います。私たち再春館グループが大切にしているキーワード、「お客様の立場になって考えて、行動する」というアプローチを軸に、システム開発とビジネスの融合について考えてみましょう。

システム開発における視点

システム開発といえば、テクニカルな側面にフォーカスされることが多いですよね。しかし、私たちの部署では、その枠を超えて、お客様のビジネスの本質に向き合うことを心がけています。新しい企画やシステム変更依頼が持ち込まれるたびに、その単なる要求だけでなく、背後にある狙いや目指すゴールについても深く理解することが重要なポイントとされていました。
さらに大切だったのは、その企画や変更が影響を与えるであろうシステムの利用者や、そのシステムを通じて関わるお客様にどのような価値をもたらすのか、という視点を徹底的に追求することです。我々の目標は、システム開発会社が「開発して保守して」という一過性の作業ではなく、ビジネス戦略にも組み込まれ、時にはシステムチーム自身が新たな企画を発案し、それを実行する役割も果たすことでした。

BizDevOpsという考え方

ここで登場する「BizDevOps」というキーワードは、初めて聞く方もいるかもしれません。これは、「ビジネス(Business)」、「開発(Development)」、「運用(Operations)」の頭文字を組み合わせたもので、BizDevOpsと略されています。この概念は、単なる開発プロセスを超えて、ビジネス部門、開発チーム、運用チームが緊密に連携し、アプリケーションやサービスのライフサイクル全体にわたって責任を持つ手法や文化を指します。
これまでの従来型の開発プロセスでは、ビジネス部門が要求を出し、開発部門がそれに基づいてアプリケーションを作成し、最終的に運用部門がそれを実際にデプロイ・運用する、という流れが一般的でした。しかしこのアプローチでは、コミュニケーションの課題や遅延、要件のズレといった問題が生じ、ビジネスの要求とアプリケーションの実際の開発・運用との間にギャップが生じることがありました。
BizDevOpsの目的は、こうした隔たりを解消し、ビジネスと開発・運用チームが連携して、スムーズで効果的なアプリケーションの開発・デプロイ・運用を実現することです。瞬時にビジネスのニーズに応え、変化に柔軟に対応し、アプリケーションの価値を最大限に引き出すためのアプローチとして、今後ますます注目を浴びていくでしょう。

我々再春館システムは、グループ会社である再春館製薬所のシステム運用を担ってきました。再春館製薬所は1993年当時としては異例の「お客様満足システム」を構築し、コールセンター業務にあって、オペレーション中心ではなく、お客様を中心とし、それを取り巻く一連の在庫管理、配送管理までを一元化しました。

1993年、それは再春館グループにとって大きな方針変換を迫られた時期であり、体系的な改変を必要としていました。当時の改変は正に経営課題の解決のため、システム構築とそれに関わるシステム運用、継続的な保守計画まで(補足すると更に行動規範まで)を設計する「BizDevOps」の考え方そのものでした。

当時の「お客様満足システム」は、現在では「CRM」と定義されてるものです。その当時、CRMという概念はまだ浸透していませんでしたが、今ではごく一般的なものとなっています。

「BizDevOps」も新しい概念ではありますが、私たちは「お客様満足システム」の構築当時から、ビジネス課題とシステム運用、又はその改修をとおして常にBizDevOpsを実践して参りました。

その効果については、既に多くのメディアでも取り上げられておりますので、本ブログでのご紹介は割愛させていただきます。

是非一度「再春館 返品の山」で検索してみて下さい。

このように、BizDevOpsはお客様の抱える経営課題を直接的に解決する可能性をもっています。

まとめ

まとめると、私たちのアプローチはシステム開発を純粋な技術作業として捉えるのではなく、お客様のビジネスと密接に結びついた価値を創造することに焦点を当てています。それは、ビジネスの成功に対するコミットメントとしての一環であり、お客様の視点を常に尊重しながら、システム開発プロジェクトを進める姿勢を表しています。
これからも、システム開発とビジネスの融合に関する情報や洞察を発信し続けていくつもりです。技術の進歩とビジネスの成長は、密接に関連しており、その両方が成功を収めるためには、お互いに連携して歩んでいくことが欠かせません。私たちは、この興味深い旅路において、皆さんと共に歩み続けていければ嬉しく思います。
今後もお楽しみに!

記事 : Y.M

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