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今回はAWSの学習方法について紹介します。
パブリッククラウドサービスの中でAWSは高いシェアを占めており、インターネット上でも数多くの情報が発信されています。
そのため、これから初めてAWSを学習する方には情報が多すぎて、どのような方法で学習するのが効率的なのか迷うことも多いかと思いますので、今回はAWSのおすすめの学習方法をご紹介します。
AWSはサービスの追加や機能追加などのアップデートが頻繁に行われるため、私の経験上、基本的にアマゾンウェブサービス社の公式情報を最初に確認したうえで、構築サービスを展開している企業や技術者の方が公開しているブログなどを参考にするようにしています。
今回はAWS公式の情報のみを紹介します。
AWS公式サイトから学ぶ
「AWSのクラウドが選ばれる10の理由」
https://aws.amazon.com/jp/aws-ten-reasons/
こちらがAWSの公式WEBサイトの記事となります。
AWSに関する知識がなく、これまで利用したことがない方向けの情報が記載されています。AWSのコストやサイジング、調達速度、セキュリティ等について分かりやすく書かれていますので、最初にご一読することをおすすめします。
オンラインイベント・ウェビナーから学ぶ
「AWSome Day Online Conference ~踏み出そう、AWS への最初の一歩~」
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/awsomeday/
AWSに関する基礎知識を習得できるオンラインのウェビナーで毎月第一水曜日に配信されます。費用は無償で所要時間は3時間となります。
「AWS Summit Online」
https://aws.amazon.com/jp/summits/japan/
AWS Summitは毎年5月ごろに開催される国内最大級のAWSのイベントです。
近年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンラインでの開催になっています。
基調講演やセッションの動画・資料がアーカイブされているため、いつでも閲覧することが可能です。
セッションには初心者向けから上級者向け、ビジネス層向けのレベルが設定されており、それぞれの習熟度を参考にしてセッションを探すことができます。
サービス資料/各種技術情報から学ぶ
「AWS クラウドサービス活用資料集」
https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/
「AWSサービス別資料」
https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/aws-jp-webinar-service-cut/
AWSのサービス数は非常に多く、初めて利用するサービスを概要から調べたい時があるかと思います。その場合はAWSサービス別資料を確認することをおすすめいたします。
ここではPDF資料やYouTubeのセミナー動画を閲覧することができます。各サービスについて非常にわかりやすくまとめられています。
「Amazon Web Services ブログ」
https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/ (英語)
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/ (日本語)
AWS公式のブログです。
新しいサービスについての紹介や機能追加の情報、その他技術的な情報が記載されているブログです。AWSはサービスや機能のアップデートの頻度が高いため、このブログで常に情報収集しておくことをおすすめします。
「AWSのドキュメント」
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/index.html
各サービスの詳細なドキュメントです。手順や仕様、チュートリアルやトラブルシューティングなどの記載があります。AWS環境を実際に設計・構築・保守する場合には必ず確認する必要があるかと思います。
AWS認定試験
「AWS認定」
https://aws.amazon.com/jp/certification/
AWS公式の認定試験を受験する方法もあります。試験勉強を通じて、AWSを網羅的に理解できるかと思います。習熟度や分野ごとに分かれており、12種類の試験がありますので、ご自分のレベルや分野にマッチした試験を受けることができます。
近年では取得したいIT資格ランキングの上位に入っており、キャリアアップの機会にもなるのではないでしょうか。
まとめ
今回はAWSの学習方法について紹介しました。AWSに関連する技術情報は豊富に公開されており、また、数多くの技術者や企業からも参考となる情報が公開されているため、非常に学習しやすいクラウドサービスといえるかと思います。
当社でもAWS技術者の育成に力を入れております。クラウドの活用についてご検討中のお客様はお気軽にご相談いただけますと幸いです。
記事 : S.H