2024年3月13日

ペーパレス支援ツール「SHIORI」医療業界での導入事例

医療法人財団 京映会様
(京橋クリニック、大手町あおぞら健診クリニック)

業種:医療

医療法人財団 京映会様は『笑顔と人の和』という経営理念のもと、健康を通じて社会に貢献することに長年取り組んでいます。
今ではその事業を創業である巡回健康診断から、施設検診事業、介護事業と活躍の場を広げており、
企業(お客様)へ快適・正確・短時間できめ細やかな健康診断の提供のため品質管理を重視し、受診者様の“健康の保持増進”をテーマに、様々なサービスの提供を行っています。

背景と目的
健康診断、検診では様々な検査に対する問診票や同意書が都度発生します。お客様と検査スタッフが都度紙へ記入しているこれら書類のペーパレス化は京映会様でも長年の課題となっておりました。
紙運用による問題として、第一に保管場所の問題があります。特に都心に位置するクリニックでは潤沢なスペースの確保は難しく、保管期限の問題と合わせ大量の書類を保管することに多くのコストがかかっておりました。
また、紙への記入結果を基幹システムのデータベースに再登録する手間が発生しており、担当者の負担となっていました。
これらの紙運用に関わる問題点の改善を目的としてペーパレス支援ツール「SHIORI」をご導入いただきました。

 

実施内容と推進ポイント
■実施内容
本プロジェクトでは、SHIORIの標準導入とテンプレートの設定を行い、次回プロジェクトにて帳票レイアウトの刷新と基幹システム連携の構築を実施致します。
■推進ポイント
−現行業務手順は変えず、スムーズなシステム導入を行うこと−
クリニックでは1つの検査問診票に対して、お客様、医師、検査スタッフ、受付担当者と多くの人が処理を行います。
関係者が多い業務では運用の変化にはとてもデリケートであり、ペーパレス化のハードルとなるケースも多いことから、極力現行業務手順を変えずにシステムを導入する必要がありました。SHIORIはデザイン自体が現行帳票をそのまま使う事をコンセプトとしていますので、帳票は手を加えずにそのまま利用し、帳票内に埋め込む各種設定を細かく設定することにより、運用は変えずにペーパレス化・記入情報のデータ化を実現できました。

 

お客様からいただいた評価
「SHIORIは当初の期待どおり、スムーズに既存運用にのせることができ、念願でありましたペーパレス化への第一歩を踏むことができました。
使い心地もよく、お客様はじめスタッフ一同からも前向きな声があがっております。
現在進めている基幹システムとの連携によって、作業効率もあがり、対応帳票も増やすことができるので、機能UPに益々期待しています。」