2025年12月2日

ECサイト 始めてみませんか?

Contents

はじめに

こんにちは! BSサービス事業部西日本エリア九州推進室に所属しているC・Nです。
今回は知っている方や聞いたことがある方もいらっしゃるとは思いますが、ECサイトについての記事を書いてみようと思います。新入社員が今の実力でできることは何だろう…と考えた結果、普段私たちや、先輩社員さんたちがどういったものを製造し、販売しているのかを少しでも伝えることでは?という考えに至りました。
再春館システムでは、再春館製薬所で培ったノウハウを生かした通販・EC・CRM、すべての事業に関わるITシステムの企画から運用保守まで、様々なIT事業を展開しています。
そんな中でも私はECサイトについて紹介していきます。選んだ理由としては単純ですが普段私たちが身近に触っているものだからです。身近なものだからこそ少しでも興味をもって読んでいただけると幸いです。

 

ECサイトとは

まず初めに、ECサイトとは?という根本から説明させていただきます。
ECサイトとは、eコマース(電子商取引)のサービスを提供するWebサイトの通称です。eコマースとはネットを通じて行われるモノやサービスの売買の総称です。要するにECサイトとはネットを使ったモノやサービスの販売サイトということになります。
そして、ECサイトにも種類があるという事をご存じの方はいらっしゃいますでしょうか?ECサイトは大きく分けると、「モール型」「自社EC型」の2種類に分けられます。そしてさらに、自社EC型は4種類に分けられます。まず、モール型と自社EC型の違いについてご説明いたします。

モール型と自社EC型の違い
モール型

モール型とは、複数のショップが出店する、インターネット上の百貨店やショッピングモールのようなECサイトのことです。国内では、Amazonや楽天市場にあたります。モール型の特徴としては、サイト上に出店するためすぐに売り始めることができ、ショップの知名度が低くとも関連商品を閲覧しているユーザーが立ち寄りやすい点です。

自社EC型

自社ECサイトとは、独自ドメインを取得してネットショップを運営することを言います。先ほども申し上げた通り自社EC型はさらに以下の4種類に分けられます。

・パッケージ型
・オープンソース型
・SaaS型
・フルスクラッチ型

それぞれについて軽く説明させていただきます。

パッケージ型
パッケージ化されたECサイトのライセンスを購入して、自社のサーバーにインストールするもの。

オープンソース型
パッケージ型が有料なのに対し、オープンソース型は無料のソフトウエア。パッケージ型と同様に自前のサーバーにインストールする形であるが、無料であるため、保障面では他より劣る。

SaaS型
自社でサーバーを持たず、サービス提供元のサーバーに自社分の領域を確保したECサイトを利用する形のもの。ソフトのアップデート、機能追加などを適宜やってもらえるがその分費用は高め。

フルスクラッチ
ECサイトの構築をすべて自前で行う方法。完全にオリジナルのECサイトを作り上げることができるが、その分コストが跳ね上がる。

このようにECサイトと一言に言っても、種類が多くあります。どういった売り方をしたいか、どのような客層に買ってほしいのか、コストはどれくらいかけたいのかによってどの型・タイプで作っていくのかの検討が必要になります。

 

ECサイトができるまで

ここからは、再春館システムでECサイトを構築する場合のケースとして、ECサイトができるまでの流れを説明させていただきます。おおまかな流れは以下のような流れとなります。

 

1.問い合わせ、ECサイト立ち上げ支援発注

まず、ECサイトを立ち上げたいと思ったら皆さんはどのような行動をするでしょうか?ほとんどの方がインターネットを使ってECサイトについて調べるのではないかと思います。インターネットでECサイトを調べているうちに、先ほどご説明したように自分で立ち上げができることや、発注してECサイトの立ち上げを行ってもらう場合などがあることは調べがつくと思います。
ある企業様が、ECサイトの立ち上げ支援を頼もうと再春館システムへと問い合わせを行ったとします。そこから弊社のECサイト立ち上げ支援の担当者からご連絡させていただき、今後の流れやどういったご要望があるのかをお伺いいたします。
ここで、内容に問題がなければ立ち上げ支援の発注をしていただく形になります。

 

2.ヒアリング(要件定義)

ECサイトは発注したからと言ってすぐにできるものではありません。お客様の考えている通りの、もしくは考えていた以上のものを作り上げるためにヒアリングをさせていただきます。内容は主に

・どういう商品を売るのか
・どういう人(客層)に売りたいのか
・どうやって売るのか
・どういった導線でサイトに足を運んでもらうのか

といったような事を発注者様とすり合わせを行っていきます。

更に対象商品の確認、商品の見せ方、お問合せ、価格設定、運送方法など詳細を詰めた後、次はプラットフォームの選定を行っていきます。プラットフォームってなに?と思われた方もいらっしゃるかと思います。ECサイトには型があるという説明は先ほどもご説明いたしましたが、簡単に言ってしまえばその型を選ぶ作業になります。ですが、単にモール型と言っても有名なところだとAmazonや楽天市場、SaaS型だとShopifyやBASE、ecforceなどさらに種類があるのです。そんなにたくさんある中から選べないと思った方々が多いのではないでしょうか。ご安心ください。プラットフォーム選定に関しては、弊社がお客様にあっているものをいくつか選定し、それぞれのメリット・デメリットを説明させていただき選定のお手伝いをさせていただきます。

 

3.運用設計

プラットフォームが決まりましたら、次はどのように運用していくかを考えていきます。主な内容としては、

・ECサイトの見た目
・商品の登録から出荷、発送までの流れ
・問い合わせ対応について

等々ECサイトを運用していくうえで重要なことについて設計していきます。ECサイトの見た目に関しても数えきれないほどのデザインがありますし、発送だけでなく、その後の在庫の管理のことなども考えなくてはいけません。具体的に挙げると、受注後の商品のピックアップや梱包、出荷方法、納期のお知らせ方法など決定すべきことがたくさんあります。これらを運用に関わる事をしっかりと詰めておかないとECサイトを運用していくうえで重大な問題に発展していきかねません。

 

4.制作・構築

いよいよECサイトの制作・構築です。SaaS型の場合は、システム自体は出来ているため主にフロント部分(買い手側が見る場所)の制作であったり、要望のオプション機能を付け加えたりなどを行っていきます。これらの作業は、再春館システムのようなシステム開発企業がが請け負う事が多く、発注者様と打合せながら完成させていく形になります。

 

5.ECサイトオープン

多くのテストをクリアしてECサイトの完成、オープンと進めていくのですが、多くの人がECサイトができたら終わりと思うかもしれませんが、そうではありません。ECサイトができてからがスタートになります。
ECサイトの訪問者数、購入者の年代・性別などの属性や、地域・商品などの販売に関する傾向、あるいはどのページ遷移し離脱されるのかなど、ECサイトのアクセス分析を行い、次につながる施策を考え、新たな取り組みとして検討を重ねていかねばなりません。ECサイトは「立ち上げるまで」よりも「立ち上げてから」の方が重要度も大変さも上がります。

 

再春館システムで作成するメリット

ECサイトを立ち上げるといっても、先ほど紹介したようにパッケージなどを使って自分で立ち上げることもできますし、再春館システムだけでなく他企業様もECサイトの制作・構築を行っています。そこで、再春館システムにしかない強み、再春館システムで立ち上げることによるメリットをあげるとすれば、それは、ECサイトの運用に関する部分と、さらにその先のことにおいて特徴があります。再春館システムはドモホルンリンクルで知られている再春館製薬所とともにシステムの開発・運用と事業とITの仕組み化を行ってきました。そのため、一般的なシステム会社とは違い、「消費者へのアプローチの方法」「効果的なシステム施策とは」あるいは、「運用に関わる課題解決方法」「どの部分にシステム投資するべきか」などお客様の「ビジネス」に関する課題にもアプローチする支援を展開することができます。

 

おわりに

私自身がECサイト系の案件に携わっているわけではないので、詳しい人に質問を重ねながらのブログ作成となったため、つたない文章ではあったと思います。ですが、改めて再春館システムの事業について知ることができましたし、とても勉強になりました。こちらをお読みいただき、少しでも再春館システムを知っていただけたなら幸いです。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
もし、再春館システムにECサイト立ち上げの支援についてもっと知りたい、頼みたいという方がいらっしゃいましたら、以下のページリンクをクリックしてください。

関連リンク

・再春館システム―通販/CRM支援

・再春館システム―お問い合わせ

 

記事 : BSサービス事業部 C.N

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