2023年5月24日

TikTokの活用法


皆さんはTikTokというサービスをご存じでしょうか。
今、若い人を中心に大人気のSNSです。10代から20代の方に利用者が集中しているようです。俗にいうZ世代ですね(笑)
このブログではTikTokを紹介し、閲覧ユーザーとしての新しい活用法を提案できればと思います。
TikTokを使ったことのない方や、暇つぶしに開くだけの方の参考になるはずです。

目次

Contents

 

TikTokとは

TikTokを知らない方のために簡単にですが、紹介させていただきます。
TikTokは、世界で20億ダウンロードを突破する最大規模の動画共有サービスです。使用できるデバイスは主にPCやスマホです。15秒から1分ほどの短い動画を作成/投稿でき、アプリ内に実装されている特殊効果を活用して、ユニークな動画を誰でもつくれるようになっています。そして、世界中から投稿された動画をスクロールしながらテンポよく楽しむことができます。
投稿動画の種類は、ダンス、お笑い、教育、ニュース、料理、サービスや商品の紹介など多岐にわたります。最近ではYouTubeやテレビの切り抜き動画も多くなってきています。
有名な投稿者はTikTokerと呼ばれており、メディアへの進出を果たしている方もいらっしゃいます。

 

TikTokの機能


今回紹介する機能は作成側ではなく、視聴側についてです。
主に使われる機能を3つ紹介します。

レコメンドシステム

基本的にアプリを開いたらすぐ動画が流れるような仕組みになっています。
TikTokを開いて「おすすめ」フィードにアクセスすると、ユーザーの興味に合わせて厳選された動画が表示されるので、好きなコンテンツやクリエイターを簡単に見つけることができます。このおすすめの仕組みは、各ユーザーが興味を持ちそうなコンテンツを届けるレコメンドシステムによってできています。TikTokの大きな特徴の一つは、一つとして同じおすすめフィードがないことです。つまり、異なるユーザーが同じ人気動画に出会ったとしても、各ユーザーのおすすめフィードはそれぞれ異なっており、特定の個人に合わせてカスタマイズされています。

検索機能

TikTokのホーム画面の右上にある「虫眼鏡アイコン」をタップすると、検索窓が表示されます。
例えば、検索窓に「ダンス」と入力すると、ユーザー名をダンスに設定している、もしくはダンスが含まれるユーザーが一覧で確認できます。また、著名人の名前など特定のユーザー名での検索も可能です。
自分の関心のあるジャンルや気になるユーザーの投稿を最短で確認したいときは、特定のキーワードやユーザー名での検索がおすすめです。
視聴したいジャンルや内容のキーワードを入力し、「動画」タブから確認ができます。

メッセージ機能

TikTokのダイレクトメッセージ(DM)とは、TikTok内で知り合った人とメッセージのやり取りをするための機能です。InstagramやTwitterなどのSNSでも一般的に使われている機能で、LINEのように相手と1対1でメッセージをやり取りできます。

 

TikTokのおすすめの使い方


ここまででTikTokについておおまかに説明してきました。
ここで私が皆さんにおすすめする使い方をご紹介します。
それはTikTokをGoogleやInstagramのように検索ツールとして使用することです。

外出先でお店を調べるときなど、GoogleやInstagramで検索する方は多いと思います。
調べものならGoogle先生に聞けばいいと皆さん口を揃えて言いますよね。
またオシャレなものを調べるときはInstagramを使うなど、今までは決まっていたかもしれません。

私自身もそうでした。
ですが、Googleで調べると大量の情報の中から選ばなければいけないし、Instagramだと写真に少しの文章を投稿するので、写真はオシャレだけど雰囲気が分からないといった弊害があります。
ある日、友人とご飯を食べに行くとき、いつものようにGoogleやInstagramを開いてお店を探していました。すると、なかなか決め切らない私を見かねた友人がTikTokで検索し始めたのです。ものの5分で雰囲気の良いお店を探し当てることができました。
この日から外出先でお店を探すときは、まずTikTokを開くようになりました。(笑)
他にも、便利な雑貨を探すときや、最近流行りの音楽やファッションを探すときにも役立ちます。最近私はExcelの便利なコマンドや表の作り方なども調べてました。
サイトを一つづつ開いて、メニューや位置情報、評価などを見ると時間がかかってしまいますが、TikTokで調べるとそのほとんどの情報を1分ほどの動画で得ることができるのです。
情報量的にはGoogleなどで検索したほうが多いと思いますが、外出先では大変役に立ちます。

 

実際にTikTokを活用しよう!


実際に検索で探してみます。

お店を探すとき
例えば東京の渋谷でおしゃれなバーに行きたいとなったとします。
検索ワード 「渋谷 おしゃれなバー」

・Instagram
写真がオシャレ、綺麗
意外と求めている情報が少ない
投稿文と画像だけだとお店の雰囲気がいまいち分からない
昔のものも表示されてしまう

・TikTok
動画だから、写真で載せるより圧倒的に情報量が多い
短い尺で簡潔にまとめられている
店内の雰囲気が分かりやすい
Google検索などと比べると、細かい情報は載っていない

便利な雑貨を探したいとき
検索ワード 「雑貨 便利」

・google検索
圧倒的に情報量が多い
検索方法のレパートリーが多い
広告の表示が多い
一つ一つサイトを開く必要がある

・TikTok
利便性を簡潔に説明してくれる。
実際の使用感などのメリット、デメリットを細かく教えてくれる

 

まとめ

ユーザーにとってTikTokは、エンタメを楽しむためだけの場所に留まらず、情報収集するためのプラットフォームとして、活用の幅が広がってきています。
みなさんの「探す」時の選択肢の一つとしてTikTokも入れていただけたら幸いです。
まだ使ったことがない人は、ぜひ一度ダウンロードして様々な動画を楽しんでみてください。そして既に動画を楽しんでいる方ならば、検索ツールとして使ってみてください。
もしかしたら驚くような発見があるかもしれません。

記事 : システムインテグレーション部 T.K