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未経験でもシステムエンジニアになれるのか
大学や高校でプログラミングをした経験が無く、SEになれるかどうか不安になる方もいらっしゃると思いますが、結論から言うと未経験でもSEになることは可能です!
IT業界は先端技術を中心にエンジニアが不足しているため、プログラミング未経験の人材を採用している企業は多いです。
入社後にITスキルの研修がある企業であれば、基礎知識を身につけることができます。
システムエンジニアの新人研修内容
IT企業の新人研修は、以下の4つが導入されていることが多いです。
ビジネススキル研修
- マナー
- ロジカルシンキング
- プレゼン など
名刺交換、電話・メール対応などの、社会人として一般的に必要な知識やスキルを学ぶことができます。この研修のおかげで、電話対応未経験だった私も基本的な受け答えを身につけることができました。
IT基礎研修
- PCリテラシ
- データベース
- ネットワークセキュリティ など
パソコンの基本的な知識から、データベースやネットワークセキュリティを学ぶことができます。
プログラミング研修
- アルゴリズム
- Java
- HTML
- Python など
Javaなどのプログラミング言語を基礎から学び、基礎的なプログラミング能力を身につけることができます。
システム開発研修
- プロジェクト活動
- 開発演習
- 成果発表
前述の実施研修でのプログラムを使い、システム開発の演習を行います。実際の開発に一番近い形の研修なので、SEとしての仕事を理解するのにとても役に立ちます。
上記の4つ以外にも会社によっては、会社の理念研修などもある場合があります。プログラミング未経験でも、これらの研修でIT関連の基礎知識を身につけることができます!
新卒SEがやるべきこと
新卒SEが入社前、入社直後の両方でやっておくべきことを、技術面・生活面に分けて紹介していきます。
技術面
PC操作に慣れておく
SEは言わずもがな、パソコンを主に使って仕事をするので、パソコンの操作にある程度慣れておくことが必要です。パソコン操作の中でも、特に慣れておくべき操作を3つほど紹介します。
ファイル操作
せっかく作成したプログラムを、操作を誤って消してしまうなどのファイル操作ミスによる業務での失敗が多いそうです。それらを防ぐためにも、日頃 からファイルの上書き保存をこまめに行ったり、ファイルの名前や場所を分かりやすく 管理しやすくすることが大事です。
ショートカットキーを覚える
Windowsであれば、「Ctrl + c (コピー)」、「Ctrl + v (ペースト)」などのショートカットキーを日頃から使い慣れておくことで、業務の効率化を図ることができます。ショートカットキーを知らずに作業するのと、ショートカットキーを使いながら作業するのとでは、仕事の速さが段違いです。仕事を終える速さや正確さは同僚からの信頼につながるので、とても重要になってきます。
Office
Microsoft Officeの中にはOutlookやPowerPointなど様々なアプリケーションがありますが、頻繁に使うのはExcelとWordです。
ExcelとWordでのデータ入力、四足演算、グラフ作成などの基本的な扱い方を学んでおくことによって、スムーズに業務を行うことができます。
プログラミングに触れておく
全くプログラミングに触れたことがない状態と、少しでもプログラミングに触れた状態では、感覚的に大きく違います。なので、無料のアプリや本などで少しでもプログラミングに触れておくことがおススメです。
基本情報技術者試験の勉強
会社によっては入社したら必ず取らないといけないと指定されているところもあります。本を買って読んでみるだけでも、IT基礎の知識を広く身につけることができます。資格を取ることによって報奨金が出る会社もあるので、入社後にとることをおススメします!
技術面
報連相の伝え方に気を付ける
報告・連絡・相談はSEだけでなく、すべての仕事においてとても重要です。言葉もあいまいな表現はできるだけ避けるようにしましょう。これは、私が配属後とても気を付けたことでもあります。上司や先輩にメールを送る際は、あいまいな表現や分かりにくい文章になっていないか、しっかりとチェックして送信するように心がけましょう。
生活習慣を整える
SEはリモートワークになることが多いため、長く家から出ず生活習慣が乱れやすくなります。なので適度な運動や朝のルーティーン、早寝早起きを心掛けて生活習慣を整えるように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この5つ以外にも、意識すべきことはたくさんあると思います。ですが、上の5つのことを意識するだけで上司や先輩からの評価は高くなると思います!ぜひ、頑張りましょう!
記事 : システムインテグレーション部 T.S