2023年3月24日

2023年に向けたSEになったらとりたい資格、勉強

内定が決まって何をすればいいかわからなくて、とりあえず資格でも取ってみようかな?と悩んでいる人もいると思います。
私もそのうちの一人でした。入社してから資格の勉強などをしていて感じたことなどを紹介していこうと思います。

新入社員がとった方が良い資格・しておいた方がよい勉強とは?

 

目次

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必要な勉強や持っていてほしい資格は会社ごとに違う


プログラム経験がほとんどなくIT系の会社に入社することは、最近では普通のことになっています。
基本的に研修期間でその会社で必要になる知識やどのような業務をするのか、丁寧に教えてもらえ、徐々に仕事に慣れていくといった流れが一般的だと思います。業務を覚えることは1つの科目を集中して勉強するような感覚でしたので、覚えの悪い私でも少しずつ理解をすることができました。
入社前に課題などが出されていない場合には、入社前にそこまで勉強することはないと思いますが、入社までに何か力をつけておきたいといった方もいると思います。(課題などが出されていた場合はしっかりとやりましょう。)
そのような場合は、会社で必要な勉強や資格を先輩方に聞くと教えてくれるので、質問してみましょう。同じ勉強をするのであれば、入社する会社に必要なスキルを学んだほうが役に立つからです。

 

入ってから資格は取るほうがお得

IT企業の新人研修は、以下の4つが導入されていることが多いです。

次に資格ですが、内定が決定して、資格を持っていない場合は報奨金の「出る・出ない」を聞いてから取るのがいいと思います。事前に勉強はしていて損はありません。しかしもらえるものはもらいたいですよね。
会社によっては、資格を取るたびに報奨金といったご褒美のようなものがもらえる場合や資格の受験料を会社が負担してくれる場合もあるので、資格を取るのは入社してからでも遅くないと思います。(入社前に取っておくのも自分のスキルのアピールになるので良いと思います。)業務に必要な知識も得られて、お金も貰えて、資格も取れる。一石三鳥です。最高!!
その会社で必要な資格の勉強をすることによって、今後、仕事をする際に、知識がなくて困ったということも少なくなります。

 

何の資格を取ったらいいかわからないとき


資格と一言に言っても沢山資格があるので、どれをとればいいんだろうと悩む方も多いと思います。参考程度にですが、私なりの選び方を紹介したいと思います。

業務に必要な知識があるもの

新入社員なので、どんな知識が必要なのかがあまりわからない場合が多いですが、先輩方や上司に聞くと何の資格を持っている人が多いなど教えてくれるので、業務で活躍しそうな資格を聞いてみましょう。

報奨金が出る資格

報奨金が出るということは、その会社で必要とされているスキルの一つであるという指標になります。これは価値観の違いだと思いますが、できるだけお金になる時間の使い方がしたいと思っている方にはお勧めの探し方です。しかしもらえる額が高額になればなるほど難しい資格であり、その中には受験条件に前もってとっておかなければいけない別の資格がある場合もあるので注意が必要です。

興味があるもの

報奨金がでる資格の一覧を見て、この分野がわかるようになったら楽しそうと感じるなど、おもしろそうだなと思ったものを取ってみるのもいいと思います。興味ないことよりもあることを勉強するほうがはかどる人にはおすすめです。

時間効率がいいもの

これはたくさんの資格が欲しい人におすすめです。とにかくたくさん資格が欲しい人は、どれくらい勉強すればその資格がとれるか指標があるので、それを報奨金がでる資格の一覧などを見て、習得期間の短い順にとっていくのがいいと思います。「なんだかよくわからないけど資格が欲しい人」におすすめです。(持っているだけで何となく自信になります)

 

資格を取る・勉強すると得られるものなど

報奨金

お金をいただけてうれしくない人はいるのでしょうか?お金をもらえると、努力が報われた気がします。私はお金大好きなので、これを目標に頑張っています。

それらの分野における知識・自信

当たり前ですが資格を取るには知識が必要です。ここで資格を取る為にした勉強は、今後自身の助けになると思います。私は、わからないところが多いと、仕事をする際に自信がなくなってしまいます。しかしわかるところならば、少しは自信をもって取り組むことができるので、知識がある分に越したことはないです。

自分が何を好きなのか、勉強しているうちにこれは楽しい、これは苦手かもがわかる

自分の好き嫌いが勉強しているうちにわかってくることもあります。そもそも勉強すること自体が嫌なことですが、その中にも好き嫌いはあります。問題を解いて少しでも楽しくなったのであれば、好きな部類に入るのではないでしょうか?それを仕事にしていければ、意外に楽しくなってしまうかもしれません。

暇つぶしにもってこい やる事ないことがあったりする

新人社員でなおかつテレワークの人で暇な時間(勿論就業時間外です)が全くない方はあまりいないのではないでしょうか?暇な時間をだらだら過ごしたくない!という人も合間にちょこちょこ過去問などを解くのもいいと思います。

一生持っていられる資格が多い

一部資格を除いて永久不滅なので1度とってしまえば一生資格持ちといえるので取得しておいて損はないです。

 

おすすめ資格3選

先ほど説明させていただいたのですが、会社によって違うので「おすすめ」というより無難(初心者向け)な資格を載せております。


現行の試験制度(平成29年度春期から)
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html より引用

基本情報技術者試験

基礎的な知識がある人がある程度勉強をして取るくらいの難易度なので、しっかりと勉強しないと取れない資格ですが、基本的なことは知っているという証明になるので便利です。

ITパスポート

ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。

情報セキュリティマネジメント

これを取得しておくとセキュリティ関連のことを理解していると思われる資格です。持っていなくても会社でのルールなどがあるかもしれませんが、持っていると安心されます。

 

資格取得の勉強法

ネットで基礎知識をつける

基本的な知識はネットに載っているのでそれで勉強するのがいいと思います。質問ができないのが難点ですが、調べてくれば出てくるので、自分で何でもできる人におすすめです。

過去問を解く

過去問を解くのは少し知識をつけてからのほうが良いです。しかし、勉強法としては一番効率的だと思ったので記載させていただきました。

参考書を買う

勉強用の本は今や外に行かずとも電子書籍などで簡単に手に入ります。参考書は意外と高いので、購入を躊躇してしまう方はネットで勉強するのがいいと思います。しかし、ネットで調べるのにも苦労はするので面倒くさい人は参考書の購入がおすすめです。

授業を受ける

最近はオンライン授業で資格の勉強を教えてくれます。誰かに聞くのが好きな方や一人で勉強できない方におすすめです。

 

まとめ


新社会人になってから必要な知識は、先輩が教えてくれるので焦る必要はないと思います。(私はほぼ無知でIT業界に入りました)何もわからない新人に仕事をポイ投げしてくるところはまずないと思って良いでしょう。資格は自分の見えるステータスですので、なにも装備なしよりも見栄え・印象が良くなります。皆さんもぜひ様々な装備を獲得してみてください。

記事 : システムインテグレーション部 K.T