Y.C
BSサービス事業部
チーフエンジニア
2007年 入社
もう一つランクアップしたPMのかたち
現在の仕事
現在は以前から担当している案件から新しい案件に移行していく端境期にあり、2つの案件を兼務しています。一つは6年ほど前からPLとして担当している薬局向け在庫管理システムの保守作業です。システムの詳細は、再春館システムのHPに掲載されています。(http://saishunkansys.com/casestudy/case-systemintegration/core-system_upgrade/) 二つ目は、ERP推進チームのERPパッケージの導入に関する案件です。今後はこちらのアクティビティが多くなる予定になっています。
入社のきっかけ
私は仙台のIT企業に勤務しておりましたが、この会社の仙台オフィスが廃止されることになり、東京に行くか、退職かの選択を迫られ、東京に行くことにしました。山形の出身で故郷からはどんどん遠くなりますが、東京での仕事と生活への期待もあり、東京へ行くことを選択しました。そこから10年ほどたち、その時在籍していたネット情報システムの企業合併などを経て、最終的に再春館製薬所のグループ企業である再春館システムの社員となり、現在に至っています。このように再シスに所属した経緯は外部要因が多くを占めていますが、会社が変わるごとによくなっているという感触があり、残ることを選択した自分の決断は正しかったと思っています。
再春館システムの雰囲気
先ほども述べましたが、会社が変わってよくなったというところは、一言でいうと風通しがよくなってきているという点です。ネット情報システム時代は、ある現場に配属されていましたが、10年程度その現場に通勤する毎日で、会社の人はその現場に配属された人しか知らず、他部署の情報などはほとんどない状態で、会社としての実体がつかめない状況でした。しかし、再シスになってからは、他部署との交流や他部署メンバーとの業務もあり、会社全体として機能していることが実感できています。さらには経営情報の可視化などで会社全体の状況が比較的詳細に把握できるようになったため、会社が様々なことにチャレンジしていることも具体的に分かるようになりました。それによって自分自身の目標設定も会社のチャレンジに沿って、より具体的に設定することが可能となっています。
印象に残っている仕事、心に残っているエピソード
これまで最も長く携わった某官庁系の仕事が一番印象に残っています。この仕事は、先ほども述べましたが、仙台から東京に拠点を移してすぐにアサインされたもので約10年間担当しました。それまでは主にプログラマーとしての経験がほとんどでしたが、この現場ではシステム設計や保守に関する資料作成の作業も多くあり、その作成には様々な観点からの検討が必要で、その作業を通じてプログラマーからシステムエンジニアにキャリアアップする基礎を作ることが出来ました。再シスになってからは、薬局向けシステムの成果を会社で認められ、優秀賞を受賞したことが少々自慢できるエピソードで、その後の仕事の励みにもなっています。
今後の抱負は?
将来的には1つの大きなプロジェクトを任せてもらえるPMになりたいと考えています。これまでも比較的大きなプロジェクトに携わってきましたが、PL的な立場が多く、もう一つランクアップしたいと思っています。そのPMの形ですが、先頭に立ってぐいぐいと引っ張っていくタイプではなく、プロジェクトの状況(コスト、スケジュールなど)を冷静に判断し、うまく回しているタイプのPMが理想です。
【インタビュー後記】
Y.Cさんは、文中にもあるようにやむなく何度か所属会社を変わることになり、会社のカルチャーが二転三転する苦労をされています。実は筆者も別の会社で同じような経験をしております。Y.Cさんは日本酒が大好き(お薦めは青森の酒のようです。)なので、流れ者同志、どこかで一献傾けたいと思った次第です。