M.S
CS部 再春館製薬所PJG
リーダー
2016年 入社

課題解決に貢献するプロフェッショナルに
現在の仕事
現在は、再春館製薬所PJG(プロジェクトグループ)というグループ会社である再春館製薬所のシステムを担当する部署から、再春館製薬所のDX推進チームに出向し、海外事業部のプロジェクトチームに所属しています。 このプロジェクトは、10名~15名のメンバーで構成されており、私はプロジェクトリーダーとして主にECサイトや顧客販売に関わるシステムにおける要件定義からプロジェクト管理までを担当しています。DX推進チームへの出向を打診された際には、積極的に受けることとしました。それは、以前の仕事(要件がある程度固まったものを受けてIT技術で実現する方法を考える)とは異なり、達成したい目標や成し遂げたいことを、ビジネスの観点をベースにゼロから考える業務であり、より上流の経験を積みたいという私自身の希望、さらには会社が目指すビジネスのことが分かるエンジニアを育成するという方向性とも合致していると感じたからです。

入社のきっかけ
熊本県出身で、就職活動は九州内でIT系の企業を探していました。大学の合同就職説明会で当時の再春館製薬所におけるシステム部門の話を聞いたのがきっかけで、入社を決めた最大の理由は、会社説明会や面接での会社の雰囲気でした。 他の多くの会社の職場は黙々と一人で開発しているような印象だったのに対し、再春館製薬所は大きなワンフロアのオフィスで、システム担当社員が現場の人と楽しそうに話している様子を見て、「ここで働けるなら楽しくできそうかな」と感じたからです。
再春館システムの雰囲気
入社前から感じていた印象は入社後も変わらず、「とにかく人が良い」ということです。 皆が非常に明るく、入社当時からフットサルやバーベキューなど、プライベートでも社員同士の繋がりが深い会社だと感じています。上下関係においても、風通しはよく、上司は一方的に圧をかけるのではなく、下からの考えを柔軟に聞いてくれるため相談しやすく、後輩も自分の意見を積極的に言うタイプが多く、コミュニケーションが取りやすいなど、 私がいるヒルトップ(再春館製薬所の本社オフィス)内のメンバーは非常にやりやすい良いメンバーばかりだと感じています。

印象に残っている仕事、心に残っているエピソード
最も印象に残っているのは、入社2年目の某案件での経験です。 この案件では、お客様先に常駐し、システムの運用や不具合対応を担当していました。 不具合が発生した際に、顧客担当者から「なぜ起こるのか、どうすれば防げたか」と問われ、最初は言われた通りにやっただけだという気持ちもありましたが、自分が会社の代表としてここにいることを自覚し、原因調査や対応作業を主体的に捉えなおし、会社の先輩にも相談しながら対応を進め、最終的に不具合が解消し、お客様からもお褒めの言葉をいただきました。この経験を通じて、自分で主体的に考えて行動することの重要性と一人では限界があり、チームで動くことの大切さを学び、同時に「再春館システムの社員の一員として自立して動けた」という実感も初めて得ることが出来ました。さらにはシステムエンジニアとして「自分でもやっていける」という自信にも繋がり、その後の仕事に能動的に取り組めるようになりました。
いつか達成したいと思っている夢や志、将来の夢や目標は?
最も身近な目標は、現在出向しているDX推進チームで、再春館製薬所のビジネスとしての成功事例を作り上げることです。 例えば、顧客リピートを増やすなどの売上向上に貢献することや、AIを活用したオペレーターの業務効率の最大化と生産性の向上といった実績を作ることです。最終的にはその事例を再春館システムに還元し、セミオーダーシステムのような形で外部のお客様に提案できるサービスとして展開していくこと、さらには当社が力をいれているBizDevOpsのビジネスに貢献することです。将来的には、お客様と会話して一緒にものづくりをしていく立場をずっと続けていきたいと思っており、現場でお客様と直接対話し、ビジネスの課題解決に貢献するプロフェッショナルになることです。
【インタビュー後記】
このインタビューで、私がとても感心したことは、厳しい仕事、新しいチャレンジなどにアサインされた際、ともすれば、理不尽感、やらされた感などを持ってしまうことも多々ありますが、Sさんはその仕事を「主体的に捉えなおし、モチベーションを高める方向にもっていく」、いわゆるジョブ・クラフティングを実践し、自身の成長につなげていることです。小学校から大学まで野球部に所属し、3番、4番を任せられるスラッガーでしたが、今後はこのコンピテンシーで、当社のBizDevOpsビジネスを牽引する中心選手(社員)、さらにはMVPになることを期待しています。