K.M

BSサービス事業部
チーフエンジニア
2004年 入社

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実際に使う人のことを想像し役に立つシステムを

現在の仕事

 2020年からある企業さんに常駐して、そこで稼働しているコールセンターシステムの運用、保守に携わっています。SEとして上流工程が作業量としては多いですが、人手が足りない場合はヘルプでプログラミングをします。比率でいうと8:2くらいです。
 上流工程に携わる時には、お客様の要望に沿っているのか、それは本当に求めている事なのか、言葉にしていない要望を依頼背景や業務内容から汲み取れているかを自問自答しながら、進めています。
 それが実って、お客様に感謝の言葉やお褒めの言葉をいただけた時は、正直うれしいですね。次の仕事もがんばって、いいシステム作りをしようと思っちゃいます。

社員

再春館システムになって変わった事

 私は、再春館システムに社名変更する前に、新卒で入社しました。それまでは、部署や現場ごとにバラバラで動き、会社としてのまとまりがありませんでした。上下関係も曖昧で、トップダウン経営、社員同士の繋がりや勉強会の開催も少なく、正直風通しも悪い環境でした。
その後の2015年に再春館システムに社名が変わった際、ちゃんとした評価制度の導入、経営からの年度目標や方針、社内状況の共有などが定期的に行われ、新しく仲間になった大阪や熊本の人とも交流が生まれました。今では直属の上司や部署責任者、役員に他部署の社員も気軽に悩みを聞いてくれたり、一緒に解決したりしてくれます。

心に残っている仕事、エピソード

2020年から今のコールセンターの業務に従事していますが、それ以前は有事の際、国民の安全確保や災害時の支援、それを支える人たちをITでサポートするためのシステム開発の業務をしていました。このシステムは災害が発生した時に、活用されるものですが、本当は使われない方がいいシステムです。
 実際に大きな災害が発生した際に、現場で対応し、システムを使われた方々から様々なフィードバックが上がってきました。
まとめてみると現行のシステムでは事後の情報整理では必要な機能は備えているが、未曾有の災害時に必要な情報をリアルタイムで管理、処理しきれていなかった。というものが多かったです。
システムで管理できない情報を様々な方が独自に集計している姿を目の当たりにし、今のシステムは使い物にならないと実感しました。
 その後、システム開発に携わった様々な企業、エンジニア、お客様を交えて振り返りを行い、今後の方向性を協議しました。その結果、これまで積み上げてきたものを全て捨て、ゼロベースで役に立つシステムにすべきとお客様を説得していました。この時に考え方が変わり、実際に使う人の事を想像し、使われ方を意識する必要があると感じました。

将来の夢や目標

 お客様から頂いている仕事はもちろん頑張りつつ、その中でも私自身が納得するプロジェクト遂行をやってみたいと思っています。完璧なプロジェクト運営や遂行は無いと思っていますが、それに近づけられるように、チームビルディングや設計、開発を行っていきたいです。また、組織改革を行って社員が誇りを持って働ける環境を作っていきたいと思っています。
 現在は、自部署の強みを明確にできていないので、状況の把握、他社、他部署の情報の収集、過去の情報の整理を行っています。
 部署責任者や上司、考えに賛同してくれているメンバーと協議を重ねていますが、一緒の部署で働いているメンバーが「G1は〇〇に秀でた強いチームです!」と大きな声で自慢できるようになるのが私の夢です。