H.K

               

BSサービス事業部
チーフエンジニア
2018年 入社

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バランスの良い組織をつくるスキル

現在の仕事

 現在は、某大手製造業の販売管理システムを中心に経理及びオフィスシステムなど、営業系の広範囲にわたるシステム運用保守を担当しています。運用保守がメインですが、最近のトレンドでもあるBizDevOpsの形態をとっており、運用保守で把握した問題点からのシステム改修、さらには、そこでの課題と新規技術を融合して、お客様と一緒に次世代システムの要件検討にも参画しています。
 顧客の当初の目的であったシステムのシンプル化(ホストからのダウンサイジング)だけでなく、戦略的な次世代システムへの変換、いわゆるDX化にも貢献させていただいています。本プロジェクトのメンバーは顧客を含め約100名で構成されており、当社は11名体制で、私の役割は運用保守の実務を行いながらリーダとして当社の11名を統率しております。

社員

再春館システムに入ったキッカケ

 前職はASP(アプリケーションサービスプロバイダ)サービスをメインとした会社で、私は成熟したアプリケーションシステムの保守運用サポートを担当していました。固定の顧客がいて仕事としては堅実でしたが、成熟したシステムゆえ比較的ルーチンワークが多く、業務内容に刺激が乏しく、物足りさを感じていました。もっと顧客に近いところで、顧客の生の声を聴きながらシステム構築をやって見たいと思うようになり、転職サイトを探していたところ当社が目に留まりました。当時の関西事業所は小所帯10名程度で、拠点ができた年数も浅く、今後、関西圏で組織を大きくしていけそうなやりがいを感じました。さらにはバックボーンとして再春館製薬所という名の通った会社もあり、刺激があると同時に安心感もあると思い当社を応募しました。

再春館システムの印象・雰囲気

 入社は2018年10月で、当時の関西事業所に入社した時は、10名程度の小所帯で若手とベテランばかりのバランスの悪い職場だなと感じていました。ただ、その若手とベテランが和気あいあいと仕事をしていて、いい雰囲気だなとは思いました。その後、マネージャの採用手腕で、優秀な中堅どころが入社し25名程度になりましたが、雰囲気はそのままで、バランスの良い組織になってきたと思っています。

印象に残った仕事・エピソード

 エピソードとは少し違うかもしれませんが、先ほど説明した現在の仕事を行っている中で、将来に向けて重要なスキルを少なからず身に着けたと思っています。それはシステム開発・運用保守における管理統制のスキルです。私は現場を管理する立場として、常に顧客PMとコミュニケーションする必要があります。この顧客PMが厳格な方なのですが、100名を超える開発メンバーを統率する能力は長けていて、会社からも信頼されており、長くこの重要な役割を担っています。この顧客PMと正面から対峙していく中で、その方のスキルを吸収することが出来ていると同時に、PMとして重要なプロジェクト運営上のリスクに対する感性も鍛えられたと感じています。これらの管理や統制のスキルは教科書では得られないもので、実際のプロジェクトの中でプレッシャーを体感することによって身につくものだということを実感しています。

社員

将来の夢

 現在は顧客システムのシンプル化・高度化を行っていますが、将来的にはそこで培ったBizDevOpsを遂行するための技術的ノウハウ及び管理統制のスキルを当社の親会社である再春館製薬所のシステムでも役立てることはできないかと考えています。そのためにもさらにそれらのスキルに磨きをかけていきたいと思っています。